私のやりたいことリストの中に「屯田防風林に行く」というものがありまして。
屯田防風林とは、屯田と新琴似の境界にある防風林で、ポプラ通りとも呼ばれているそう。開拓時代、風害から農作物を守るために植えられたポプラ並木は樹齢100年以上なんだとか。
そしてこの屯田防風林は「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に札幌で唯一選ばれているんですって。地味にすごくないですか。
そんな自然と浪漫を感じて私もブラタモリたい。はたまた思想に耽って草枕りたい。
とはいえ、春に歩けば花粉にやられ、夏に歩けば虫が湧く。冬に歩けば豪雪吹雪、とかくに防風林は行きにくいなどと言い訳をして早5年。今年も雪虫が舞終わり初雪の時候、今日は秋晴れ、行くなら今日しかねえと、娘と一緒に行くことにしました。
入口は地下鉄麻生駅から歩いて20分くらい。子どもと一緒だと5割増、やっと到着!
いい!
ものすごくいい!住宅街の狭間にこんな素敵な世界が広がっているなんて。さあ約2km先のゴール目指して出発だ!
あーるこー↗︎あーるこー↘︎
わたしはーげんきー!
ねえ娘、トトロが出てきそうな道だねえ?
娘「あるきたくない」
へ?
娘「かえる」
はいぃ?
娘「つかれた」
えぇ…
次の目標は「屯田防風林を歩く」にしようと思います。
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Petite Chèvre
(プティシェーヴル)
ヤギのミルクを使ったパンやスイーツを扱うお店。札幌中心部のアピアとオーロラタウンに店舗があり、今回私はオーロラタウン店に行ってきました。市民の心のオアシス(?)小鳥のひろばの真ん前にあります。
ヤギのミルクって、アルプスの少女ハイジでペーターが直飲み乳搾りしているイメージしかないと思うんですが、
公式サイトによると
・牛乳アレルギーの原因となるナントカカゼインが非常に少ない
・牛乳より消化吸収がよくお腹が痛くなりにくい
・タウリンが牛乳の20倍
と、めちゃくちゃ良いことばかり書いてあります。牛乳に勝てる分野だけで勝負しているんではないかい、とミルクボーイのようにつっこみたくなりますし、牛乳側の主張も聞きたいところですが、ヤギのミルクにはヤギのミルクなりの良さがあるということには間違いなさそうです。
プティシェーヴルは、日高町に弘安牧場という自社牧場を持っていて、そこで飼育している約600頭のヤギ達からとれたミルクを加工し販売しているんだそう。店舗だけでなくオンラインショップでも買うことができます。
今回はそんなヤギのミルクを使ったプリンを購入しました。
しっかりプリンと、かぼちゃプリン。瓶に描かれたヤギがまた可愛い。
みんな大好きプリン…なんでしょうが私は子どもの頃から得意でなくて。でもかぼちゃプリンは大好きで。
かぼちゃスイーツって、好きな人はものすごく好きだと思うんですけど、嫌いな人は野菜をスイーツにしてくれるなと、まるで酢豚の中のパイナップルのように、はたまたポテトサラダのみかんのように、人の道を外れた邪道のものとして徹底的に拒否してくるじゃないですか。
私はかぼちゃスイーツ大好きなので、このかぼちゃが旬の今時期はなるべくかぼちゃスイーツを食べておきたい!
そういうわけで普通のプリンはオットが食べ、私はかぼちゃのプリンをいただきまーす。
ウマい!!
かぼちゃのプリン、めちゃくちゃ美味しいです。
なめらかだけど自らのカタチをしっかり保つ自立系プリン。やわらかさがちょうど良い塩梅です。
そしてかぼちゃが!かぼちゃの煮付け?かぼちゃのミルク煮みたいで、もう超かぼちゃ!優しい甘さがこれまたちょうどよいんだわ〜。これおいし!
プリン部分の主張弱めのかぼちゃプリン、好みのやつです。
ヤギのミルクといったら臭いのかな?みたいなイメージあるかと思いますが、臭みまったくなし!っていうかヤギのミルクなのか牛乳なのか分からないほど違和感なし。一度食べてみる価値ありです!
あとはやっぱりヤギのミルクでチーズを作って欲しい!とろ〜っととろけるチーズ乗せたあのパン!ハイジに出てくるあれを、ぜひ食べてみたいです。お願いします。
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Petite Chèvre
〈今回私が行ったのはここ〉
札幌市中央区大通西1丁目13番地 さっぽろ地下街オーロラタウン小鳥の広場横
〈アピア店〉
札幌市中央区北5条西4丁目アピアウエストB1F