一番好きな果物はと聞かれたらパイナップルと答えているけれど、本当に思いを寄せているのは苺か桃かもしれない。
その心は「キスマイで誰が好き?」と聞かれて玉森と答えたいところをあえて宮田と答える心理に似ている。
苺と桃は、万人に好かれるアイドル的な果物でありつつも、他の果物と比べると値段がちょっぴり高くてやっぱり簡単には手が届く代物ではない。そもそも味のポテンシャルも高いけれど、その絶妙な距離感がより一層苺と桃の価値を高めている気がする。玉森に街で出会うことはまずないだろうけど、宮田はその辺の狸小路でスクラッチ削ってそうだもんな。
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生まれて初めて切る生のパイナップルと格闘しながらそんなことを思っていました。
パイナップルは好きだけど、今まで自分で切ったことがありませんでした。スーパーで売られているパイナップルを買おうかなと思ったことは何度もあったけど、あのサイヤ人の髪みたいな葉っぱの処分に困るし、本体はちくちくしてそうだし、第一切り方もわからない。
だからこれまではカットされたやつしか買ってこなかったのに、「ちょっと喉の調子が悪い」と言っただけで「ウー婆(バア)イーツ」とかなんとかいって母がパイナップルを丸ごと玄関の外に置いていったからこういうことになったんです。ほんと宮田くん全然関係なくてファンの方ごめんなさい。あとパイナップル美味しい。
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もち工房みやび
新川エリアにあるお餅屋さん。
年末年始、お餅の準備を考えている方もいらっしゃるかもしれません。
もち工房みやびでは、お正月にいただく切り餅、のし餅、口取りのほか、おせちに使う栗きんとんや黒豆も販売しています。
☆我が家の2020年お正月はこちらでお餅を買いました。
そして驚くべきは、お正月商品だけでなくクリスマス用のお餅も売られていること。
クリスマスといえば近年日本でも勢力を拡大しているシュトーレン。もち工房みやびではレーズン、くるみ、いちじくを入れたお餅=三角お餅シュトーレンなるものも発売しています。もうなんでもありだ。
そう、もち工房みやび最大の魅力はその品揃えの豊富さにあります。
定番の大福やお団子はもちろんのこと、フルーツ大福、わらびもち、いなりもち。どら焼きやカステラといった和菓子に加え、おこわ、ソフトクリーム、夏はなんとかき氷!
特にお餅の種類は半端でありません。店内に広がる商品、あれもこれもといっぱい買って食べ比べしたいけど、お餅は時間が経つと固くなるから今日中に食べられる数はせいぜい二つ。
そうなるとやはり狙いは大福だな。定番のいちご大福もあるし、パイン大福もある。キウイ大福、みかん大福、チョコレート大福なんてものも。
いちご大福にしようかな。パイン大福にしようかな。それとも両方にしようかな。
いちご…パイン…いちご…パイン…
自分が本当に食べたいもの、好きなものはなんだろう…と問いかけながら選んだものは、
いちご大福と、あずきバター大福。
(ごま団子はオットチョイス)
パイン大福じゃないんか〜い
いやぁ、自称いちご大福ハンターとして、やっぱりいちご大福は外せなかったんです。じゃあもう一つはパイン大福にすればよかったじゃないかという話ですけど、それは違うんです。パイン大福はいちご大福の亜種的な存在であって、なんとなく味の想像もつくじゃないですか。一方あずきバター大福なんて今まで聞いたことない代物、しかもあんことバターの組み合わせを推す会のものとして買わずにはいられないじゃないですか。パイナップル切り捨てるしかないじゃないですか。ごめんね宮田くん。ごめんついでに言うと、訪問したのは今年の1月です。
☆あんことバターについて語った記事
そんないちご大福、いちごのサイズによって値段が変わりますが、私は一番小ぶりなものを選びました。一つ250円。
(写真は前のブログから)
お餅が、やらけぇ〜(※やわらかいの意)
今まで食べてきたお餅の中でもトップクラスの柔らかさで、ふわふわしてる。水分を多く含んでいるのかな?弾力があってコシがあるお餅というよりも、しなやかでのびやかなお餅。例えるならフーセンガムのような食感。あんこは結構甘めに感じました。
もう一つのあずきバター大福は、小豆を練り込んだお餅の中に、あんことバターが包まれているもの。
こちらもお餅がなまらやらかい。あんことバターっていうから甘塩っぱいのかなと思ったら、あんこが圧倒的に優勢なので圧倒的に甘め。っていうかバターの塩っぱさはあんこの甘みを引き立てる言わば裏方に徹しているようで、普通の大福よりむしろ甘いんでないかい?とすら思いました。
あんことバター、まだまだ奥が深い。
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もち工房みやび
札幌市北区新川4条6丁目1-10
テレビや雑誌でもよく取り上げられる人気店なのもあって、週末に行ったら駐車場がいっぱい!でも滞在時間が短いので待てば停められます。