先日買い替えたトースター。あまりにも嬉しくて、調子に乗ってグラタンを作りました。
グラタンといえば寒くなってきたこの時期とびきりのご馳走ではありますが、作るにあたりある疑問が浮かびます。
グラタンの付け合わせ何にするか問題
(月曜から夜更かしのテーマにしてほしい)
私はグラタンには白飯の家庭で育ちました。
でもさすがにグラタンで白飯は進まないので、白飯のおかずとしてお刺身とかが出てたはず。
グラタン、白飯、お刺身。
お刺身は白飯のおかずにはならない!というご家庭においてはまるで三国志のような献立ではありますが、個人的には最高のご馳走かと今でも思っています。
とはいえ、山崎まさよしが歌うようにこれがスタンダードだとは思いません。
グラタンを献立に取り入れるにあたり、グラタンの立ち位置をオットに聞いてみました。
オット「グラタン?グラタンがなくても食べられるおかずが並んでたよ。グラタンは小鉢みたいな」
グラタンがこばち?
えぇ〜!?
ちーがーうーだーろー!!
グラタンって、①マカロニ茹でて②具材炒めて③ホワイトソースとあえて④オーブンで焼くってめちゃくちゃ波乱万丈な工程ふんでるのにまさかの小鉢?ほうれん草のお浸しとかと同じ扱い?いやいやグラタンはメインディッシュでしょうが!
と、戦争が勃発しそうになりましたが、結局白飯、サラダ、唐揚げ(市販)をつけて和平を結んだのでした。
ーーーーーーーーーー
食べる芸術、上生菓子。
三恵堂
札幌で上生菓子が買えるお店…といわれて1番に思いつくのがこのお店ではないでしょうか(個人の感想です)。
1977年創業、歴史の浅い札幌の中では老舗の和菓子屋さん。とっても美しい和菓子をいただきました。
うつくしやぁ〜
(そんな日本語ある?)
これぞ職人技。
手前にあるのは11月のお菓子、「落葉」
この橙色の絶妙な色合いの美しさよ、自然をそのまま映し出したようではありませんか。このまるっとした形もまたなんとも愛くるしい。愛でれば愛でるほど、お風呂上がり赤ちゃんのお尻に見えてきた。
ちょいと切ってひと口。優しい甘さの練り切り。お茶と一緒に美味しくいただきました。
奥にあるのは「りんご大福」。
私は食べなかったけれど、大福の中にはりんごのシロップ煮とりんごあんが詰まっているそうです。
他にも色々な種類の上生菓子。一つ一つケースに入っています。
「深山」「侘助」「さねかずら」
その名付けにも風情を感じます。日本語って美しいずらねー(台無し)
毎月変わる季節の上生菓子は常時10種類くらい置いてあるんだそう。かぶってるのもあったとしても100種類近くはあるのかな?
お店のインスタグラムには毎月の上生菓子が一つずつアップされていて、見ているだけで癒されます。ああ美しや、写真をカードにして財布の中にそっと忍ばせておきたい。あるいは粘土でこしらえて永遠のものとして部屋に飾っておきたい。
あとお店のインスタグラムにはお菓子を作る動画もいくつかあって、これもかなり楽しいです。全種類YouTubeであげて欲しい。和菓子屋さんのユーチューバー、一定の需要あると思う。(そんな暇ないだろうとも思う)
上生菓子の話ばかりになりましたが、お店の人気商品であるバターが入ったどらやきや、おはぎや桜餅といった季節の和菓子も充実しています。
〈2020年6月追記〉
5月〜6月限定のいちご大福を買ってきました。
写真でみると分かりにくいですが小ぶりサイズ(大きいサイズも売られていました)、豪快な男性とギャル曽根なら一口でいっちゃうかも。いちごはけんたろうを使っているそうで、いちごの味がしっかりしていて、純粋にいちごが美味しい!あんこはいちごを引き立てるように優しい甘さのミルクあん。かなりミルクの風味が効いてるように感じました。お餅はやわらかふかふかで美味しくいただきました。
ーー
また北海道では年末年始におせち料理と一緒に口取りを食べる文化がありますが、
こちらのお店ではその口取りのほか、お餅、お正月用のおめでたい上生菓子も作られているとのこと。これからの時期、とても重宝しますね。私も帰省の手土産にこちらの上生菓子買って行こうかなぁ…なんて思いました。
ーーーーーーーーーー
三恵堂
札幌市西区二十四軒3条2丁目5-9
お店前に車が停められます。
☆こちらは季節を感じられるお餅屋さん。
[最終更新日 2020年6月3日]