昼休みにスマホでYahooニュースを読み、その流れでコメント欄も見るのが日課なんですけど、結構みんな好き勝手に書いていて、面白いものです。
先日も「災害級の猛暑が続く」的な記事に対するコメントを見たら、
・政府は税金あげる暇があったら温暖化対策しろ
・炎天下の道を歩いていたら高齢者が道端で嘔吐していて地獄
・熱中症対策にはスイカ!他の物は節約してもスイカ代には絶対月1万円以上かけるようにしてる
といった自由奔放な書き込みを次々読んでいたら、
ふと地面をみたらミミズが飛び出てきた
焼かれるだけと思いつつも土中も相当熱いんだろう
とりあえず日陰に連れていきました
と詩人からのコメントが寄せられていて心ときめきました。っていうか最後の一文、五七五になってんじゃん。令和の小林一茶あらわれり。
◇◆
その記事を読んだ翌朝、玄関ドアをあけたら直射日光で熱せられたアスファルトの上にmimizuがジリジリと今にも焼かれんとされていたんですよね。
焼かれてもそのうちカラスが食べるだろう、それが自然の摂理よと、そのままほうっておこうとしたけれど、娘がかわいそうだとわめくので、とりあえずお水をかけてあげました。
ーーーーーーーーーー
らーめん清湯
2022年3月、北大エリアにオープンしたラーメン屋さん。
今年の札幌、めちゃくちゃ暑くないですか…?
この日は北大エリアに用事があったのですが、雨上がりの蒸しあがった空気に燦々と太陽が照り光る地獄の陽気。30度超えの気温の中、遅い昼ごはんをどこかで食べなければ、とフラフラ外を歩いていた時に「冷たいラーメン」の張り紙を見つけて飛び込むように入ったお店です。
冷たいラーメン一杯1,100円、その値段にちょっぴりおお、とたじろいだけれど、この立地ならこんなものかもしれない。よく行くさんぱちのラーメンも900円超えてるもんな。と、券売機のボタンをぽちと押す。
カウンター席のみのこじんまりとした店内。お冷はセルフで汲みに行きます。
さすがはラーメン屋さん、お水を飲んで一息していたところですぐに提供されました。
メニュー写真がなく(あったのかもしれないけど見ていなかった)着丼して初めて塩ベースのラーメンだと気付く。
まずはスープをひとくち。
ぬ、ぬるい…?
と思ってよーく見ると表面にうっすら鶏油的なものが膜を張っています。なるほど、キンキンに冷たいわけではないけれど、人肌より気持ち冷たいくらいの優しい冷たさ。多分私がこの時期お風呂上がる間際のほてった身体にかける水シャワーと同じくらいの温度だわ。知らんけど。
麺をすする。
わぁ、ツルツルもちもちの麺だ!こういう麺も好き!
しかし写真で伝わるでしょうか、麺の量結構あるんですよ。これはハイペースでいかないと後半きつくなるかも…そう感じてガツガツ麺をすすり、一気に飲み込む。多分2、3回しか噛んでない。美味しいけど、美味しいままの気持ちで最後の一麺までいきたいんだ、と気分はフードファイターです。
だけど心配無用でした。この麺、どんどんはかいく(はかどる)。むしろ飲まさる(意図せず飲んでしまう)。
こ、これは、
喉越しを楽しむラーメンだ!!!!
風邪を引くと一目散にやられる喉。炭酸を飲んだだけでしゃっくりが出る喉。錠剤を飲むと拒否反応で弾き返してくる喉。
※参考記事
そんな私は「喉越し」なんて無縁だと思っていました。だって爪の先ほどの錠剤すら喉を越せないんだもの、何をか喉を越せん。
そんな私でも感じられた喉越し。喉越しってこういう感じなんだぁ…と、喉越し初☆体験です。
トッピングにある細くたなびきたる穂先メンマも好き。あと生みたいな食感のチャーシューもめっちゃ好き。
ラーメンあんまり分からないけれど、ここのお店、かなりレベル高いんじゃ…
ということで別日にも行きました。
清湯醤油。年齢のせいか、最近こういう透き通ったスープのラーメンが魅力的に見えるようになってきました(でも煮干しは苦手)。
こちらは鶏の旨みと甘みが凝縮しながらもスッキリとしたスープで、見た目どおり完成度の高い上品なお味。とても美味しかったです。
私が行った2回目とも常に8割くらい席が埋まっていたので、人気のお店なのかもしれないです。隣にはこれまた大人気のうどん店が並んでいますし、やはり北大エリアは激アツのグルメスポットですわ!
ーーーーーーーーーー
らーめん清湯
札幌市北区北15条西5丁目1-7
地下鉄北12条駅と北18条駅のダブルアクセス。駐車場はありません。
こちらの冷たいらーめんも美味しかった!