2月14日はバレンタインデー。
絶対に忘れられない思い出があります!(ジョンカビラの声で)
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時は高2に遡ります。
その頃合いの女性というと、人生で最も光り輝く黄金エイジですよね。
そんなshining…いやshying girlだった私には彼氏がおらず、バレンタインデーは友人同士でチョコを交換する日に過ぎなかったのです。
その年も友人とチョコを交換し合い、
さあ帰ろうとしたら、玄関でばったり同じクラスの松本潤君似のイケメンに遭遇したのです。
しかもお互いに1人。
私のカバンの中には友人用の余り物とはいえ手作りのチョコが入っている…!
渡したい…!
そしてあわよくば一緒に帰りたい…!
そしてあわよくば…
コマンド?
→どうぐ
→にげる
揺れ動くカーソル。
…。
ガバガバガバッ!
松本潤はにげだした!(〜♩フィールド音楽)
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自宅に帰ってから私は後悔し、チョコ渡せば良かったなぁあーんと、嫌いな友人からもらったチョコをぽいと口に放り込みました。
?!
まっっっっず!!
なにこれまっず。馬鹿みたいに甘いだけでチョコの味しないんだけど。
そしてこの謎のザラザラ食感、何?泥?泥食べてんの私?これ友チョコじゃなくて泥チョコじゃん。
っていうかチョコなんて溶かして固めるだけなのに何の工程ふんだらこんなに不味くできるの?あの子錬金術師?だとしたらこれは失敗作の灰?
苦くて不味い、17歳のバレンタインデー。
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DAD'S BAKE(ダッズベイク)
篠路エリアの一軒家パン屋さん。
お店の外観は、オールドアメリカンな雰囲気です。正直オールドアメリカンはよく知らないけれど、なだぎ武とか愉快なシーバー家と似たような世界観だということです。
ドアを開けると壁にずらりと陳列台。3回くらい行ったことがあるけれど、夕方近くだと売り切れているものも多いかも。
アメリカンな雰囲気のお店だから置いているパンはやっぱりチェリーパイかな?(欧米か!)
なんて思ってたら、並んでいるパンはお惣菜系からハード系、クロワッサン、デニッシュなど一通りのパンが取り揃えてあります。
お値段は妥当〜ちょい高くらいかなと感じました。
ダッズベイクのパンといえば、個人的にこれ!
ミートパイ!(欧米か!)
違います。
ショコラブレッド。
流木か!
いやでもこれ、ほんと陳列台に並んでいると流木のオブジェかなと思うほどなんですが、よくみるとパンなんです。
生地自体にブラックココア練り込まれているから中まで真っ黒。さらにパンのあちらこちらにチョコチップが混ぜ込まれているから、パン食べてるんだかチョコ食べてるんだか流木食べてるんだか分からないけれどとにかく美味しいんです。
デニッシュみたいな食感で見た目は小ぶりな食パン。軽くトースターで焼くと、外側がサクっと、中はふんわりしていて本当に美味しい。
他にありそうでない、ここでしか味わえないパン。一度食べたらやめられない、中毒性のある世界に一つだけのパン。ナンバーワンにならなくてもいい、特別なオンリーパン。(ストップ覚醒剤)
お店の中でも人気のパンだそうなので、見つけたら騙されたと思って食べてみてほしいです。
そのほか、
季節限定の、こんなキューブ型のパンも買ったのですが、かなり前なので味も中身も忘れてしまいました。だから写真だけ。
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DAD'S BAKE(ダッズベイク)
札幌市北区篠路1条9丁目1-6
お店の前に車が停められます。
☆食パンの美味しい篠路のパン屋さん。
[最終更新日 2020年3月18日]