牡蠣鍋を作るために冷凍むき牡蠣を解凍しようと袋の裏側の解凍方法を見たら、
おすすめは半解凍!全解凍だと旨味が逃げます!
と書いてあり、人間の魂の重さを調べるため、死ぬ直前と死後直後の重さを比べた研究のことを思い出しました。
体液などの分泌物を考慮しても数g減り、どうやらそれが魂の重さらしいという結果なんですけど、
牡蠣の魂≒旨味とはどんなものなんだろうか?
こんな疑問が浮かんだ私は、牡蠣の旨味成分を抽出するため、まず冷凍牡蠣を半解凍にし、それからその牡蠣をボウルに入れ全解凍することにしました。
牡蠣の旨味が逃げる=気化するものでなければ、半解凍から全解凍の間に牡蠣から出た水が牡蠣の旨味成分そのもの、つまり元祖オイスターソースになるのではと考えたわけです。
牡蠣の旨味を閉じ込めた牡蠣もいいけれど、牡蠣の旨味を出し切って作ったつゆで食べる鍋もいいんでないかい?その場合の牡蠣は旨味ゼロの抜け殻になってしまうのだろうか?!
とワクワクしていたところでオットが帰宅し、私は子どもの面倒を見るためオットと調理を交代しました。
わたし「鍋、最後牡蠣入れるだけだから〜」
オット「牡蠣から出てる水、捨てるよ〜?」
わたし「はーい♪」
……ハッ!
牡蠣の旨味〜〜!
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レストラン ユっぴー
東区にある、札幌で美味しいと評判の洋食レストランです。平成4年12月創業ですから、今年で30周年を迎える老舗、しかもシェフは80歳で現役なんですって〜!
キョーレツゥ!
ちっちゃいことは気にすんなそれワカチコワカチコ〜
それはゆってぃ。こちらはユっぴーです。
私も大好きなお店で、これまで店舗にも何度か足を運びましたが、コロナ禍なのでテイクアウトにて注文しました。
お店のHPをみると、ランチのテイクアウト受付は10時から13時、取りに行く1時間前には注文をお願いしますとのこと。ということで、10時に電話をして11時に取りに行くことに。
我が家からちょっと遠いので早めに家を出て11時ちょっと前に到着。お店のオープン時間も11時ということで、続々ととまる車、続々と並ぶ人々…
(せーの!)
ギョウレツゥー!
開店と同時にこれですからさすがは人気店。予約していない場合はお店で番号札をとって待つシステムですけど、洋食ってラーメン屋と違ってしとやかにゆっくり味わう人が多いから待ち時間も長そう。これは予約必須ですわ…と思いつつ列を尻目にお弁当を受け取り、帰宅して早速広げてみる。
注文したのは、
ハンバーグと、
ロ、ロ、
ロースカツゥー!
ツしかあってないやないかーい!
でもちっちゃいことは気にすんなそれワカチコワカチコ〜
…ふざけてごめんなさいね。本当に好きなお店だからこんなこと書くつもりなかったんですけど、頭の中の9歳の自分が、書けって…←これはさすがに怒られそうな気がする
まずハンバーグは、お肉と繋ぎがしっかり練られたみっちり重たい系のハンバーグ。牛肉100%ですが臭みもなく、シェフの丁寧な仕事ぶりがうかがえる洋食的ハンバーグです。
持ち帰り時間があったので、冷めて少しかたくなってしまいましたが、多分焼き立てだったらもっとふわっとしていたんだろうなと思います。
ロースカツの方は、衣が薄くてパン粉も細かくてサクッとしているカツ。とんかつ屋さんのカツとはまた違う洋食屋さんのカツ。揚げているというよりは揚げ焼きにしているような?ロースカツというよりかはカツレツというイメージに近いかも。受験生の皆さん頑張ってください。
これに、ユっぴー秘伝のデミグラスソースをかけるわけですよ。
このデミグラスソースがキョウレツーに美味しいんです。一口ペロリと舐めただけでイチコロよ。言うなれば「映画クレヨンしんちゃん B級グルメサバイバル」に登場する健さんのソースのような、食べたものを虜にさせる魅惑のソース←分かる人いるだろうか
こちらのお店は色んなグルメブログに登場しているけれど、みんなこのデミグラスソースにノックアウトされてる。数百年前に胡椒が歴史を動かしたように、このソースが札幌の歴史を動かしたといっても過言でない。このソースを求めて戦争が起こらないことを祈るばかりです。
この、バターをなめているような旨味とコクとまろやかさはなんだろう。生クリーム?それらを使っているのかもしれないけど乳製品だけではなさそうな。この旨味は冷麺のスープにも少し似ているような…牛骨?はたまた謎の香味野菜エシャロットか?
私ソースやタレ的なものは使わないことも多い(天ぷらは塩、焼き鳥も塩、マックナゲットはストレートで!)のですが、このソースはカツをダイブしたついでに自分もダイブしたい。そしてこのソースに溺れたい。
☆ここのエシャロットソースも絶品でした…
お店のHPによると、まん防期間はテイクアウト含め休業とのこと。コロナが落ち着いたらぜひお店で出来立てのお料理をいただきたいです!
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レストラン ユっぴー
札幌市東区東苗穂五条三丁目4-55
駐車場はお店周りに8台ほどありますが、人気店なので出来るだけ乗り合わせをお願いしますとのことです。