──朝夕の通勤電車。混み合う車内、駅に到着するたびに空く席はないかと視線をぎらつかせ、空いた瞬間にわずかな座席めがけて奪いあう大人たちのデスマッチ──
イスゲーム
幼少期にやったフルーツバスケットとイス取りゲーム。その嫌なところだけをとったようなゲームが大人になってなお繰り広げられていて辛い。
気が弱かったわたしはイス取りゲームが苦手でした。
幼ながらに他人と争うくらいなら(そういうゲームである)どうぞそのイスはお譲りしますの精神で譲ってしまうのだ。当然負ける。
ゲーム終了後、みんなの前に立って優勝者(大体気の強い女子である)として讃えられるその子の誇らしげな表情を見るに、
わたしにとってイス取りゲームの勝者は他人を押しのけることを厭わない荒唐無稽で厚顔無恥の恥さらしとすら思っていた。思うようにしていた。
大人になってもわたしのどうぞの精神は変わらない。デスゲームなら序盤に「人同士で争っちゃだめ!」と訴えるも速攻やられて、主人公に「やられる前にやるしかねぇんだ!」と思わせるモブキャラ。やっぱり癪だから体幹トレだと思って毎日踏ん張りながら揺られている。
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カレー専門店 円山教授。
円山エリアにある、漁師がやってる大人気カレー屋さん。
円山教授の原点は、積丹の人気海鮮丼屋さんである「田村岩太郎商店」。ただ田村岩太郎商店はうに漁がある6月〜8月の期間限定営業なので、その期間外で何かできないかな?それならカレーがいいんでないかい?ということでオープンしたお店だそうです。
今でこそ大人気店ですが、田村岩太郎商店オープンからこのカレー店を開店させるまでに紆余曲折があったようで(公式HP、公式YouTubeより)
お店は円山店と北円山店の2店舗展開、北円山店の方が座席数も多く空いているとのことだったので、北円山店に平日ランチに行ってきました。
まず最初に伝えたいのは、場所がとっても分かりにくい!
わたしだって「住宅街にある」っていうことは知っていたし、それでもGoogleマップがあるから大丈夫だろうと地下鉄駅から歩いていたら辿りつきませんでした
いうてお店だからまあそれなりの道に面しているだろうと思う勿れ。あれれと思って地図を片手にぐるりとまわり、中小路の中小路、こういう道路で年長さんが自転車の練習してるよなくらいの中小路にお店はありました。そういうわけで駐車場はありませんので、車の方は近隣のパーキングに停めましょう。
お店のオープン時間の11時過ぎに行ったら先客は数組、並ばずに全然入れて嬉しい!
店内はオーナーがセルフリノベーションしたそうで、温かみのある内装がとてもオシャレ。わたしは3階のコンクリート打ちっぱなしのおひとり様用(?)カウンター席に通されました。窓際のこじんまりとした空間で落ち着く〜。BGMは80年代の洋楽ポップスってのもいいわ〜
もうオーダーは看板メニューの浜カレーと決まっているけど一応メニューを開く。
牡蠣とひき肉カレーも超美味しそうだなぁ…煮込み浜カレーってのもあるなぁ…
と、ゆらぎつつも初志貫徹の浜カレーを注文。
カレーの辛さは数段階から選べて、わたしは中辛をチョイス。
「当店のカレーの中辛はバーモントカレーの中辛」的なことがメニューに書かれていて素晴らしいホスピタリティ。バーモントカレーの中辛とジャワカレーの中辛って違うものね。わたしは辛いのが苦手なので、大体こういう時はひよって中辛より下の甘口を頼んで「ひとつも辛みないやないかーい(ずこー)」ってなるので、こういうささやかな配慮って本当にありがたい。好き。ちなみに我が家のカレーはバーモントカレーの中辛使ってます。

メニュー表にはオーナーの熱がこもった文章がイラストとともに手書きされていて、楽しく読んでいたらあっという間にきました。

これが円山教授不動の人気No.1メニューの浜カレー!

上に乗ってるシーフードの盛り付けが美しい!
具材はエビ、甘エビ、ベビーホタテ、ホタテ、ホッキ、タコ、イカ、
それにお野菜はナス、ズッキーニ、にんじん、ブロッコリー、れんこん、レタス。
ルウ自体に具材は入っていないタイプで、まずはスプーンですくってごはんと一緒にいただきます。
うーんエビだ🦐
エビの出汁が入っているんだけど、そこまでエビが出しゃばっているわけではなく、バーモントカレー的な甘みの中にエビも一緒になって紛れた感じ。エビの甘さが際立ちまろみがあってすごいおいしい〜!
中辛とはいえエビの甘さが際立っているので全然辛くないわ〜と思ったら、ルウの上にかかっているオイル的な辛味タレがちょっぴり辛くてよいアクセント。
ルウといっしょに上に乗っているシーフードも合わせて食べていく幸せ。
美味いに決まってんだろこのタコ!このイカ!
(わたしはホタテが好き)
魚介のうまみ!口の中で広がるカレーのシーパラダイス。うまい!
くぅ〜!このオシャレな空間でいただくエビ出汁浜カレー。正直ランチで1,980円って結構するんだけども、
ってか最近お値段高めなランチ記事ばっかり書いてアンチられないかなって思ったりもしたけど、このご時世ランチでも1,000円オーバーなお店増えてきましたよね?わたしそんな高価なものばっかり食べていないし普段は基本自炊ですから。昨日のわたしの晩ご飯いいましょうか?カップラーメンですよ?←自炊してないやないかい
するんだけども、メニュー表にあるような、気候変動による海産資源獲得の難しさだったり、人件費運搬費の高騰だったりと、色々事情があってこの値段なのは事情やむを得ない。なにせここ円山だし
それにお冷はレモン水ですし←
店員さんの接客がもうにこやかで気持ちがよいですし。
ちなみにご飯の量は150g、200g、280gは同じ料金で選べて、わたしは200gにしたらちょうどよかったです。男性は280gでもいいと思います。
あとお子様カレーは500円と良心的な価格設定なので、意外にファミリー・子連れでもいけそう。
わたしは今回初志貫徹の浜カレーにしたけど、これは具材を煮込んでより具材の旨味をひきだした煮込み浜カレーの方が美味しいというのもわかる気がする(そうメニュー表にも書いてあった)。そういうわけで次に行くなら煮込み浜カレーだな。
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カレー専門店 円山教授。
<円山店>札幌市中央区南4条西21丁目1−27
<北円山店>札幌市中央区北6条西26丁目5−12