健康診断の日に、朝一番の中間尿を自宅から検査機関へ運ぶことの珍妙さといったらない。
「尿を持ち歩いている」という行為自体相当滑稽だし、さらにその尿がいつ漏れ出てくるか分からないというハラハラ感よ。あの小さな試験管型の容器、いまいち信用できないから念の為、尿が入ったその容器を便器の上で逆さまにして本当に漏れないことを確認する。さあ、カバンのどこにいれようか。
私のカバンはどしゃ降りの雨に濡れても中身は一切無傷のスーパー防水機能を有しているのだけれど、内側からの水にはめっぽう弱くて、夏に冷えたペットボトルのお茶を入れたら結露で水分が外側に滲み出ていたことがあった。だからこの尿に万が一のことが起こった時のために、カバンの外側にあるポケットに縦にしていれて家を出た。私は絶対に尿をこぼさず目的地に運びこまなけばならないのだ。運んでいる最中、梶井基次郎の檸檬という小説を思い出した。私は今黄色い爆弾を抱えている。
それにしてもまあ寒い日で、外気温はマイナス8度。尿って凍らないよな…でも鼻水は凍るよな…？もし凍ったら破裂する…？
ちょっと不安になって、対流していれば凍らないかなと思い歩みを少し弾ませながら検査機関へ急いだら、道中の階段で足を踏み外し足首を捻挫した。幸い尿は無事だったけれど、これが本当の爆弾だったら危ないところだった。
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2023年、冒頭から尿（←韻を踏むな）の話でごめんなさいね。こんな調子で今年も楽しくブログ書いていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
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うおいちマーケット
すすきのエリアに2022年6月にオープンした魚屋さん。すすきのはすすきのでもかなり奥の方、東本願寺近くです。もともとスーパー丸正があったところ。
うおいちといえば、お寿司屋さんがすすきのに、鮮魚店がすすきのと円山にあります。今回行ったすすきののうおいちマーケットには、魚介類だけでなくお弁当やお寿司も売っているとのこと。
お店の扉を開けると、店員さんの威勢のいい声が聞こえてきて、早速テンションあがる〜！左手側にお魚やギフトになりそうな冷凍もの、正面から右手側にお弁当やおにぎりが並んでいます。お店が新しく清潔感があるのはもちろんのこと、広々としていて（まいばすけっとくらい？）、モダンでお洒落な空間なので、女性1人でも気軽に入って行けちゃいそう。
お弁当に名物おにぎりもいいけれど、パッと目がいってしまうのはやっぱりお寿司。あたたかな色調の光にライトアップされて、より一層輝いて見えるのですよ。そういうわけで、ついつい手が伸びて購入したのがこちら。
奥に見える握りは14貫、2,000円もしなかったはず。これは高いのか？安いのか？
しかしとにかく美しい！スーパーの惣菜コーナーで並ぶ寿司折と全然違う気がする。ネタの大きさと新鮮さかしらん。
そう、とにかくネタが大きくて分厚いんですわ！ボタンエビなんかブリンッブリン。サーモンも中トロも脂がテラッテラで口に入れたらとろけること！ホタテも肉厚で甘〜い！
どのネタも本当においしくて、これは回転寿司屋さん行くよりも満足度高いかも？とか思ったり。回転寿司屋さんの寿司折よりネタのクオリティは高い気がする。
まぐろづくしの方はお値段1,000円ほど。赤身中トロ大トロと入っていて、まぐろ好きの子どもがすべて食べてしまったのですが、どれも美味しかったそうです。
普段お寿司といえば100円回転寿司だから、たまに高級なものを食べることも大事よね。子どもには良いもの・高いものを与えて味覚を育てることも大事だと「ザワつく金曜日」で誰かが言っていたし。私が子どもの頃に食べていた寿司は玉子と納豆巻きだったもんなあ。
ちなみに写真にはありませんが、結構な量が入ったガリが100円で売られていたので寿司と酒のお供にチビチビやるのもかなりおすすめ。
というのも、この日我が家はすすきののホテルに泊まりに来ていまして、夕食がないプランだったのでうおいちマーケットに晩ごはんを買いに行ったのでした。
今、全国旅行支援などの政策で札幌市民が札幌のホテルに泊まるケースも多いようです。すすきのには飲食店が星の数ほどあるので食べに行くのも一興ですが、ホテルの部屋でゆったり過ごしたいな、夕食はテイクアウトでいいなという方にはうおいちマーケットのお寿司、おすすめです。
※ただし営業時間が19時までなので、売り切れや品切れには十分ご注意くださいね。私は週末の16時頃行きましたが、そこそこの品揃えでした。
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うおいちマーケット
札幌市中央区南7条西8丁目1032-3
札幌中心部から近いうえ、駐車場がお店正面に16台分という素晴らしい立地です。
