何か食べつつ急いでゐる

札幌発、子育てしつつ、食べ歩きつつ。

柳月。柳月の本気・トカチックバスキュ〜の秋限定カラバッサ(かぼちゃ)がヤバい。

私の実家のお風呂は熱い。

お湯の温度と湯量を事前に設定したら自動でお風呂が沸くタイプではなく、

まず給湯温度を60度に設定し、風呂場にあるお湯の蛇口と水の蛇口をそれぞれ捻って「ちょっと熱いかな?」くらいの温度で出し、最後に水で調整する昔ながらのやり方なんです。

お湯を張るのは母がやってくれるのですが、年を取ると手の皮が厚くなり反応が鈍くなるからか?(実際私もトースターで焼けたアチアチトーストを難なく取り出せるようになった)めちゃくちゃ熱い。

 

私の家族はみな(母も)ぬるめのお湯が好きなので、熱いお湯好きな私は家族の総意で一番風呂をいただくことになっています。

まず右手を入れて今日の温度を確認する。熱い。次に右足を入れてみる。。。

 

熱ッッづ!

 

5秒たりとも浸かっていられない。これ全身浸かったら火傷するんでない?

しかし水でうめたら私の負けだ。よしもう一回右足だ。おっいける!

次は左足…

 

熱ッッッづィ!

 

こうして順応させてお湯に身体を沈めていくのだけれど、私の後に入る父は、お湯が熱すぎるからと水でうめるのだそうです。

 

ーーーーー

 

そんな日々を繰り返して私も大人になり生後2ヶ月の赤子を実家のお風呂に入れることになりました。

 

母「お風呂沸いたよ〜」

わたし「赤ちゃん入れるんだから熱くしないでよ!40度でいいんだから」

母「わかってるって!」

 

子を抱きながら風呂場に入る。湯船に右手を入れ温度を確かめる。ちょっと熱い。けどこんなもんなのかな?念のため湯温計を入れてみる。

 

 

46度!

 

ドタマイカレトンデスカーー!!*1

 

さすがに水を足してから赤子と入ったけど、湯温計をみたら42度でした←

 

ーーーーーーーーーー

 

柳月

 

前投稿の串鳥といい、ネタ切れではありません。手抜きでもありません。あえての柳月、満を持しての柳月←失礼

 

といいますのも、正直、柳月のお菓子は「そうでもないな」と思ってまして。いまや柳月は六花亭と並んで十勝が誇る銘菓となっていますが、柳月は六花亭に比べるとまあちょっとね、って思っている道民も少なくないはず。

実際、六花亭はiPhoneで予測変換されるけど(どうしても六角精児がチラつくが)、りゅうげつ、と打っても竜兵(上島竜兵がチラつく)が候補にあがるだけで柳月とは変換されないのですから。

 

しかし!

柳月からとんでもない商品が発売されたことにより、私の柳月への見方はガラリと変わりました。

これよ!

f:id:matsurionna:20210927162405j:image

トカチック・バスキュ〜。

(ぇ…いまさら…?)

 

今までチーズケーキなんてろくに食べ比べてこなかった私が言うのでまったく参考にならないのですが、ここ15年くらい個人的にもっとも美味しかったチーズケーキはルタオのドゥーブルフロマージュだったんですよ。ローソンのバスチーもセブンのバスチーもとっても美味しいんだけど、まあドゥーブル先生には敵わないかなと。ドゥーブル先生はチーズケーキ界の絶対的王者だったんですよ。

 

しかしこの柳月のバスキュ〜を一口食べた瞬間、口の中のチーズクリームがとろけると同時に脳みそもとろけました。

 

うんまぁ…♡

これ史上最高のチーズケーキじゃなくて…?

 

いやいや!

とろけた脳みそを一旦立て直して私の中で審議が始まりました。

 

なんだこのとろけるチーズクリームは!ケーキの形を成しているのに何故真ん中だけこんなにもとろけるのだ!外側に行くに従って少しずつしっかりした生地になっていく変化も面白い。このちょっと焦げたような香ばしさも濃厚なチーズクリームをよく引き立てている。

値段は一つ1,500円か。リーズナブルな柳月にしては決して安くない価格設定だ。柳月め強気に出たな。しかしこれが柳月の本気ということか。

 

対するドゥーブルフロマージュ、あの色白で上品な出立ちから放たれる高級感。濃厚さととろける食感という面では互角か。値段は一つ1,728円…。

 

うむ、バスキュ〜はその味のメリハリとコスパ面でドゥーブルを上回っている。やはり奴はベストだ!

 

ということで、食感、味、値段全てを兼ね揃えた柳月のバスキュ〜がマイナンバーワンチーズケーキの座を獲得したのですが、その生みの親の柳月がまた新たに新商品を打ち出しました。

 

f:id:matsurionna:20210930184650j:image

バスキュ〜・カラバッサ。

カラバッサって響きがいいですよね。声に出したい日本語。いやスペイン語なんですけど。カラバッサとはスペイン語でかぼちゃのこと。

 

 

…ちょっと待って解散しないで!

かぼちゃスイーツが好みの分かれるスイーツだってことはわかってる!同じく好みの分かれるリンゴのコンポートが入ったバスキュ〜・リンゴ〜ナが言うほどでもないこともわかってる!だけど最後まで話を聞いて!諦めたらそこで試合終了ですよ…?!

 

バスキュ〜・カラバッサは、ただでさえ美味しいバスキュ〜にかぼちゃの優しい甘さが加わって、さらに美味しくパワーアップ。かぼちゃ風味がプラスされたことにより、コクがさらに深みと広がりを見せています。

パッケージに書いている隠し味(←全く隠されていないやないかい)のしょうゆが味の決め手なんでしょうね。

かぼちゃではあるんだけど、ほんとさりげなくってかぼちゃの青臭い感じは一切ありません。

 

ただただうまい!

 

オットはかぼちゃスイーツが別に好きじゃないので、私1人で全部食べられるぞルンルンキャッキャしていたんですけど、

オットが味見させてよと一口食べ、思いのほか美味しかったからとあれよあれよとホール半分持って行かれてしまいました。

 

かぼちゃスイーツが好きでない人もとまらないほどの美味しさ。まったくよもやよもやだ。

 

そんなバスキュ〜カラバッサは秋限定なんだそう。なんてこと!リンゴ〜ナを秋限定にしてカラバッサを通常販売してほしいわ。

これは販売終了になる前に買いだめして冷凍庫にストックしておかなくては。それくらい好き。

 

 

ーーーーーーーーーー

柳月

札幌店〈今回私が言ったのはここ〉

札幌市東区北16条東16丁目1

 

柳月の店舗は札幌各地にあるのでホームページで検索してみてくださいね。通販もあります。

 

 

 

*1:札幌の銭湯ブロガーの言葉から拝借