歯磨き粉の残量が少なくなってきたな、そろそろ新しいのを出さなくちゃ…
と思うけれど面倒くさい。
だから昔「伊東家の食卓」で見た「マヨネーズを最後まで簡単に出し切ることができる裏技」〜チューブに空気を入れ、蓋をし容器を逆さにして10回くらい振る〜でボフっと出す日が続いている。でもこれもそろそろ限界かもしれない。
歯磨き粉はオットと共有している。早く新品を出せばいいのだけれど、自分のターンで交換するのは悔しいからオットのターンで空になれと思って全力でチューブを振り回している。
だけど不思議なことに、いつも必ず私のターンでぷっぷすーと終わりを迎えてしまう。これが本物の拳銃だったら私はもう10回以上死んでいる。
なぜだ。
一緒に暮らしている中で、オットはマヨネーズもおたふくソースもワサビもからしも、あらゆるチューブは伊東家の裏技で中身を出しているのを知っている。同じやり方なら勝率はほぼ同じはず。
なのになぜ…まさかイカサマを使っているのか…?(ざわ…ざわ…)
わたし「歯磨き粉、最後の方どうやって出してるの?」
オット「親指でこう、力尽くで(にゅっ)」
まさかの正攻法!女のわたし、勝ち目なし!
ーーーーーーーーーー
かうまる
2020年10月オープン、麻生と北34条駅の間くらいにあるラジオ焼きのお店。
ラジオ焼き…?
ラジオ焼きとは、中身をたこではなく牛すじ肉を入れてたこ焼き様に焼いたもの。
まずはその姿をごろうじろ。
たこ焼き…?
いえいえこれがラジオ焼きなんですって。
いわゆる粉もんの元祖がもんじゃ焼きで、そこから牛すじ肉を入れたラジオ焼きが派生し、さらにそこからたこ焼きが誕生したんだそう。
名前は当時ハイカラの象徴だったラジオにあやかったということで、ラヂオ焼きとの表記もありました。ラジオかラヂオかなんて、ドッジボールかドッヂボールかと同じくらいどっちでもいですけど、ドッジボールがオリンピックの種目になれば楽しいのになと思います。
さて、かうまるはイートイン、テイクアウトどっちでも可能です。私はテイクアウトで何度か利用しており、いつも焼き立てアツアツを提供してくれます←その分待ち時間があるので、事前に電話予約しておくと早いかも
さあ早速いただきましょう。
アツアツ、ハフハフ。
外はカリッと香ばしく、中はトロォ〜
うんうん、生地自体かなり出汁が効いています。ソースはあっさり辛口かな?辛口といっても辛いんじゃなくてキレがあるというか。多分、ビールで言うところのアサヒスーパードライ的なやつ?ふわっと適当なこと言ってるんであまり参考にしないでください←
かうまるで扱っている牛すじ肉は国内産A5ランクの牛のものなんだそう。
牛すじは、確かに言われてみれば牛すじですけれど、何も言われないで出されたら普通にたこ焼きと思うほどのさりげなさ。なんとなく海より陸の風味が漂うような?程度です。だから牛すじ別に好きじゃないわって人も気にせず食べられると思います。
…いやこんなにふわっとした食レポある?と自分でも思うのですが、もし指摘されたら
粉もんにソースかけたら皆同じじゃね?
と積極的に逆ギレするつもりです。
…まじめな話をすると、これ何もつけないで食べてみても美味しいと思うの。例えば塩とか出汁とか、ソース以外のものもとても合うと思う!
そういうわけでメニューをよく見たら、塩かソースのどっちか選べるとのことでした。これは塩を選びたいけど口が勝手にソースと言っちゃうやつだ←
(久しぶりにブログ書いたら、いつも以上にひどい内容になっている気がする)
そんなかうまるのラジオ焼き、このご時世テイクアウトでいただけるのがとてもありがたいのですが、イートインではこのラジオ焼きにおつまみとドリンクで1,000円というとっても魅力的なコースがありました。カウンターとテーブル一卓のこじんまりとしたお店で、ちょい飲みにちょうどいい。
いいな、いいな。コロナが落ち着いたら、子育てが落ち着いたら、イートインで食べ飲みしたいな(いつになるのかな)
ちなみにやっぱりたこ焼きが食べたいわという方のために、たこ焼きも売られていますのでご安心を。
このほか焼きそば、オムそばもあります。
牛のキャラクターがかわいいですね!
(と言って偏ったラジオ焼きの存在をごまかす)
焼きそばは麺がもちもち。ソースはラジオ焼きと同じものを使っているのかな?おたふくソースみたいな甘めではなくあっさりしたキレのあるソースでした。
それにしても、この辺りには食べ歩きに持ってこいなお店が増えてきてとても良い!
廃墟と呼ばれがちな北34条駅エリア、いつか桑園エリアを越えるほどの賑わいを見せてくれ!(夢は大きく)
ーーーーーー
※閉店しました
かうまる
札幌市北区北36条西4丁目1-20 北地建ビル1階
駐車場はありません。
最終更新日 2024年3月4日