夜、布団に入り電気を消したあとの暗闇で子どもと好きな給食について語り合っていたのですが、
その話の中で「おかずがおでんの日は必ず納豆が出て、当時おでんも納豆も嫌いだったからその日は絶望的だった」とオットが言うので、
「確かに、おでんはご飯のおかずにはならないから納豆が出てくるんだろうね」と私が言ったら、
「いや、納豆という絶対的なご飯のお供があるからおでんというおかずが生まれたのかもしれない」
と、鶏が先か卵が先かみたいなことを言い出したので眠れなくなりました(なのでブログに書き起こした)。
おでんといえば以前こんな記事を書きました。
要約すると、我々がおでんを作りすぎてしまうのは、家族みんながそれぞれ食べたいおでんの具材を人数分入れたいというオカンの善意からくる呪いにあるということで、
幸いオットと私は好きな具材が餅入り巾着・大根・玉子・はんぺんとほぼ一致しているので食べたい具材を適量食べられるからあ〜よかったと書いたんですけど、
子どもが給食で食べてからおでんが好きになったというので、家でも作ろうと思い好きな具材を聞いたところ、
こんにゃくと竹輪
と答えたので、やはり呪いからは逃れられないんだなと思った次第です。
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燻製と檸檬 Bitters
もともとはキッチンカーにて札幌近郊のあちこちに出没していましたが、2021年5月に江別市に待望の実店舗がオープン!今やキッチンカーと店舗の二刀流で営業されています。キッチンカーはご主人が、店舗の方は奥さまが担当しているとのことですよ。
ビターズの看板メニューは燻製された具材を使用したサンドウィッチとレモネード。中でもインスタグラムなどを見ていて特に多くの方が食べているのが燻製サバサンドです。
サバサンド…少し前に流行りましたが、「鯖には白飯でしょうが!」と頑なに拒否していたらそのままブームは終息しマリトッツォにとってかわられてしまいました。もう一生サバサンドなんて食べることはないんだろうと思うと、自分が意固地になったせいで食べ損なった、この無駄なプライドと頑固な性格のせいでチャンスを逃してしまうんだよな、ああ私はつまらない人間だよ、しかしこうやって人は年老いていくのだろうな、そして最終的にやたらとゴミ捨てルールにうるさい偏屈ばあさんになっていくんだな、いやーやっぱり食べておけば良かったな、そういえばマリトッツォも未食ッツォだわと思っていたところ、
こちらにビターズのキッチンカーが来ると知り、燻製サバサンドを食べてみることにしました。私が頼んだのはランチセットで事前予約が必要でしたが、単品は予約しなくても購入できます。
なんかオシャレ〜。
サバサンドの他に、燻製手羽先と燻製フライドポテトが入っています。まずはサバサンドをいただく。
おぉお、サバだ!サバのあの独特な風味がちゃんとあります。しかも脂が乗ってて美味しい!皮のついた生檸檬と一緒のせいか、サバ独特の臭みや苦味はほとんど感じられません。
マヨネーズソースは自家製なのかな?酸味が抑えられてまろやか〜。そして時々口の中で出没する燻製ナッツがめちゃくちゃいい仕事しています。ナイスナッツ。あらゆるサンドウィッチにナッツいれるべき。
燻製手羽先はめちゃくちゃスモーキー。ギャルが言うならバリケムい。これ、お店の看板商品のレモネードとすごく合うと思う。酒飲みならレモネードといわずレモンサワーでいきたいやつ。裏メニューとしてお酒の提供もお願いしたい。
あと付け合わせの燻製フライドポテトはかりかりのほくほく、そこにバターがしみしみで美味しかった!
別日にもう一回頼んだ時に食べたのは鴨ロースサンド。
(陽射しが強くて色味がおかしい)
鴨スモーク、大好きなんですよ〜〜
家族が不得手なので食卓に並ぶ機会は少ないのですが、たまにオードブルで鴨スモークが入っていると私が総取りできるのが嬉しくてたまらない。
そんな鴨ロースが入ったサンド、これはもう想像どおりの美味しさでした。たくさん鴨が入ってて嬉しい。
燻製料理が好きな人って結構多いと思うのですが、自分でやるのは面倒だし専門店もあまり多くないので、こういうお店はとても楽しい!
江別にまで食べに行かなくても、皆さんの住む街に来ることがきっとあると思うので、ぜひ、その時はチェックしてみてくださいね。
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燻製と檸檬 Bitters
〈店舗〉
北海道江別市東野幌本町38-9 M.BLD白樺1F
テイクアウト専門、営業は水・木・金曜ですが変更になることもあるので、行く際にはお店のインスタグラムにて営業カレンダーを確認することをおすすめします!
キッチンカーは札幌近郊を中心に色々なところで出店しているので、こちらもインスタグラムにてチェックしてみてくださいね。