末っ子が2歳を過ぎて抱っこ紐を卒業してからそうだと思って、まるっと洋服を新調しました。
以前ちゃんとした洋服を買ったのは3年くらい前かしら、最近はみんなどんな着こなしをしているのかしらねえ、と道行く人を見てみると、
トップス、ズボンにインしてる〜
10代、20代、30代…ほとんどイン。わっ、寺尾聰似のちょいワルオヤジですらTシャツをインしているではないか。
いやいやいや、私がまだファッションを追えていた時、トップスは前のお腹の部分だけズボンにインするのがトレンドだったはず。この数年のうちにトップスはオールインの時代になったの?!トップスをインするの、抵抗あるわ〜。なんなら上の服のことをトップスっていうのも抵抗あるんですけど。
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私が中学生の頃。
体育の授業ではTシャツをジャージにインしなければならなかったんですが、当時はPUFFYのようなゆるっとした着こなしが流行っていたので、みんなインしたくなかったんですよね。
でもインしないと先生に怒られるからって、少しでもゆるっと見えるようにとTシャツの裾をちょっとだけインして、まるでおはしょりのように着ていた、なんてことがありました。
そう、30代半ば、つまりTシャツおはしょり世代はトップスをズボンにインすることに抵抗ある人が多いはずなんです。
とはいえ、トレンドですから私も恐る恐るトップスをズボンにインしてみる…。インシテミル…昔そんな映画なかったっけ?いやそんなことは関係ない。私大丈夫?ダサくない?
えっ?パンツのことをズボンって言ってる時点でダサいって?
こりゃまた失礼しました〜。
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any cafe(エニーカフェ)
インスタグラムにて絶大の人気を誇るカフェ。札幌でパンケーキが美味しいお店といえば必ず話題に上がるカフェ。トップスオールイン世代御用達のカフェ。
そんなエニーカフェはカフェ激戦区の北18条エリアにあります。以前札幌でヒドゥンアヴェニューケークスというカフェを運営していたインスタグラマーでインフルエンサーのRYOUKUNさん(りょうくんさん?)が2019年10月にオープン。
お店のメニューはパンケーキ、バスクチーズケーキ、固めのプリンと、トレンドを押さえた、むしろトレンドそのもののラインナップ。RYOUKUNさん、トレンディだね!もしかして苗字は斉藤さんですか?(佐藤さんでした)
2020年8月、私は平日のオープン時間5分前くらいに到着しましたが、すでに3組くらい待ちがいて私の後方にも続々とお客さん!開店後10分くらいにはもう満席になっていました。大学生がメインの客層ぽいから平日でも行列は覚悟した方が良さそう。
私はシンプルな笑顔のパンケーキのドリンクセット(1,500円)をオーダー。
一度に焼けるパンケーキの数は限られていて、しかも焼くのに20分かかると言うので腹をくくって待っていたら、20分もしないで出来上がりました!(多分開店前の並び列をみて事前に焼いていたと思われます。)
このぽってりとしたフォルム!
このフォルム、これこそがエニーカフェのパンケーキですよ。パンケーキは一気に焼き上がるので、お皿が各席に運ばれた瞬間、店内は謝罪会見かのごとくシャッター音の嵐になります。頑固オヤジのラーメン店だったら「おめぇらけぇれ!」ってキレられるレベル。
でもパンケーキも冷めていくうちにみるみるしぼんでいくから1番のシャッターチャンスはテーブルに着皿した瞬間だし、構図とか気にしてないでさっさと食べた方が美味しいんでないかいと思いつつ、ナイフを入れていきます。
ご覧のとおり、パンケーキは卵白を鬼のように泡立てて低温でじっくり焼いたタイプで、しゅわっぷるっふわっ。そして口に入れると広がる風味は卵!食感は卵白、風味は卵黄。卵感あふれるパンケーキ。
玄米粉を使用しているそうで、言われてみれば若干香ばしさがある気がするかな〜という感じで、玄米感はほとんどわかりません。
メープルシロップと生クリームでいただくのですが、生クリームがミルク風味強くも上品な味で美味しい!でも生クリームがあまり得意でないので、私は味変用につけてくれていた雪塩で食べるのが1番好みでした〜。
こちらはショコラのパンケーキ。結構甘め。
セットのドリンクはほうじ茶ラテのアイスを。
正直、絵の具の筆を洗うバケツの終盤の水の色みたいだなと思ったのですが、エニーカフェの雰囲気がお洒落なのでこんな色すらオシャンな色に見えるマジック。今風に言うならスモーキーアッシュとでも言うのかしら。おばさんついていけなくなってきた。
奥に見えるは黒ビール、でなくてアインシュペナー。アインシュペナーとはコーヒーの上に同量の生クリームを乗せたドリンクのことで、日本ではウィンナーコーヒーと呼ばれています。エニーカフェの絶品生クリームを乗せたコーヒーだなんて、好きな人にはたまらないでしょうね〜。
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さて、そんなお店は白を基調とした、インダストリアルとボタニカルを足して割ったようなスーパーお洒落空間です。
テーブル毎にお花が飾られてあって、文字通り食卓に花を添えてくれています。花と一緒に食べものの写真撮ると本当に映えますよね。
そういうわけでお店は若い女性客、カップルが多かったのですが、若い男性のお一人様も何人かいて、しかも違和感なく溶け込んでいたのが素敵だなと思いました。ひとり焼肉おばさんを推進する身としては、ひとりスイーツ男子、ひとりスイーツおじさん、とってもいいと思います!
ちなみに、私が言った時は子連れ客はいませんでした。連れて行っても断られないとは思いますが、白いテーブルクロス、花瓶、グラスなど小さい子どもに触らせたくないもの満載なので、私だったら子どもは連れて行けないかなぁ、と感じました。家でエニーカフェりたいママさんはドリンクとプリンのテイクアウトを利用するといいかも!
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any cafe
札幌市北区北18条西3-2-24 ノースウェーブN18 1F
地下鉄北18条駅降りてすぐ!
専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングが沢山あります。
☆ここと似ているタイプのパンケーキ。