先日、札幌東急百貨店の盛岡フェアに福田パンが来ました。
福田パンについてはこちらの記事で書いていますが、
雑にいうとただのコッペパンです。
なのにその魅力にとりつかれた者は数知れず、札幌の催事では並ばないと買えない幻のコッペパン。私も1歳児を引き連れ買いに行ってきました。
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福田パンは販売当日の朝、花巻空港から飛んでくるのだそうで、この日の販売開始は14時。私は20分前に売場に到着、まだパンも人も並んでいないからと近くの別の売場をうろうろしていましたら、
販売開始10分前になって
「福田パンの方はこちらにお並びくださーい」
との案内が聞こえたのでいってみると、
ぎょうれつ〜☆
私の中のゆってぃがIKKO風に叫びました。
整理券をみると154番…
1人4個まで買えるのですでに40人弱並んでいる計算になります。
そうか、先に並んでいる人たちは福田パンのプロフェッショナル、福田パン人(ふくだぱんちゅ)。相当早くから並んでいるのでしょう。
でもこれは想定内だぞ、あまり早く並び列に入ると身動きとれなくて子どもの機嫌が悪くなるからね…
と自分に言い聞かせて子どもを抱っこしつつ、子にちょっかいかける老婆どもを受け流しつつ、それを嫌がる子どもをあやしつつ、狭い通路で並ぶこと10分。
買えました。
1袋180円。盛岡のスーパーでは確か130円くらいで買えるから、差額の50円は飛行機代かな?飛行機に乗る福田パンかあ。
…と、新聞の家庭欄のコラムみたいな感想を抱きながら美味しくいただきました。
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札幌のコッペパン屋さんといえば、
こっぺぱん専門店 こっぺ屋
札幌市内に4店舗(北18条本店、麻生店、ポールタウン店、サッポロファクトリー店)を構えるコッペパン専門店です。
そういえば、こっぺ屋が出来る少し前、北18条駅エリアには金星ぱんという名の似たようなコッペパン専門店があったのですが、ほどなくして閉店してしまいました…。あれからコッペパンブームが到来したんですよね。時代が追いついていなかったんですね。
こっぺ屋では、福田パンと同じく具をはさんだコッペパンが売られています。甘いもの(甘こっぺ)からおかず系(味こっぺ)まで種類が豊富!
4店舗あるうち北18条本店は注文してから作ってくれるスタイル、他の3店では基本的には出来てあるものを買うスタイル(作ってもらうこともできる?)
何回か通って食べて、1番におすすめしたいのは、
海老カツ350円!
コッペパンからはみだしている海老カツがとっても美味しいのです。プリプリの海老がたくさん入っているのも素晴らしい。
ためしに中の海老の数を数えてみたのですが、途中で面倒になってきたので10を超えたあたりで数えるのをやめました。ダーツの旅で「90歳超えて数えるのをやめた婆さん」と同じカラクリです。
海老、多すぎ。彼女ら、年重ね過ぎ(どうぞこれからも長生きしてください!)
しかしこの海老カツ、高コスパです!マクドナルドのえびフィレオは単品390円だけど、このパンのサイズは2倍近くありますもの。
そういうこともあって、海老カツはお店1番人気だそうです。納得の太鼓判。機会があれば、ぜひ出来立てを食べてみてほしい!
ほかに私がよく買うのはあんマーガリン、クッキーアンドクリームかな。
あと気になって買ったことがあるのは、
フルーツサンド280円。コッペパンのフルーツサンドなんて珍しい!と思って買いました。
コッペパンに生クリーム&フルーツって合わなくない?と思いましたが、こっぺ屋のコッペパンはしっとりもちもち食感なのもあって、生クリーム&フルーツとの相性はバッチリ。
ただし入っているフルーツはミックスフルーツの缶詰の中身みたいなので賛否が分かれそうなところ。個人的には値段あげてもいいから、生のフルーツ入れてくれたら嬉しいなあ。
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さて、福田パンとこっぺ屋、2つのコッペパンを食べてみて感じたことは、
福田パンのコッペパンは、素朴で羽毛枕のようなふわふわコッペパン
こっぺ屋のコッペパンは、美白で低反発枕のようなしっとりコッペパン
ということです。
どちらも美味しいので、これ以上は好みだと思います。例えるならば、ハイジかクララか、アナかエルサかといった具合でしょう。
ちなみに過去の写真をあさってみたら、こっぺ屋のコッペパンは新規オープンしてからどこかのタイミングでリニューアルしたようで、
以前は
今より黒かったです。
コッペパンも美白の時代?
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こっぺぱん専門店 こっぺ屋
〈麻生店〉
札幌市北区麻生町3丁目10-5 北日本麻生ビル1F
〈ポールタウン店〉
札幌市中央区南3条西3丁目 さっぽろポールタウン南
〈サッポロファクトリー店〉
札幌市中央区北2条東4丁目 サッポロファクトリー3条館2F
[最終更新日 2023年10月24日]